【米国株】VS【全世界株】僕は両方投資しています

【02】投資信託

こんにちは、ハクヤクです。

皆さんは、全米株と全世界株のどちらに投資していますか?

ブログやYouTubeを拝見すると、「米国株100%!」という方もいらっしゃいますし、「迷ったら全世界株!」という方もいらっしゃいます。

正直、どちらに投資したらいいか分かりませんよね。

米国が強かったのは直近10年間の話

こちらのチャートをご覧ください。

出典:株探ホームページ

おそらく、皆さんが見慣れたチャートだと思います。

赤:全世界株【VT】
青:米国株【VTI】
緑:先進国株(除く米国)【VEA】
黒:先進国株【VWO】

まさに米国最強!という感じですね。

米国以外の先進国と、新興国が足を引っ張っているので、全世界株のパフォーマンスが落ちているようにも見えます。

しかし、米国株が強いのは、直近10年間程度の話です。

「えー!うそー!」と思われる方は、次のチャートをご覧ください。

出典:株探ホームページ

2008年のリーマンショック後から数年間のチャートです。

先ほどのチャートとは全く印象が違いますね。

20年前は新興国の時代だった

20年前の2000年代は、新興国の時代でした。

BRICs(ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China))への投資がもてはやされる時代でした。

広い国土、豊かな天然資源、人口増加などの条件が整っているので、今後大きく成長すると期待されていました。

20年前に「米国株に投資しよう!」という情報はほとんどありませんでした。

しかし、政情不安定であったり(ブラジル)、他国を侵略したり(ロシア)、民主的でなかったり(中国)など、不安定な要素を持っている国を多いですね。

結局は、未来は誰にも分からないということかな。

全世界株のほうが無難とは思う

未来は誰にも分からない以上、より広く分散しておくほうが無難だとは思います。

出典:三菱UFJ国際投信

このグラフは、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の投資対象国の割合を示したものです。

全世界株とは言っても、米国が60%を占めています。
新興国の割合は12%にしかすぎません。

ですので、全世界株に投資しておけば、米国の恩恵にもあずかれますし、仮に新興国が伸びてきた場合には、新興国の恩恵にもあずかれます。

まさに「ほったらかし投資」にはうってつけですね。

僕は、両方投資します

全世界株に投資しておけば、無難ではあるのですが、僕はどうしても資産を増やしたいのですw

ですので、米国株の成長をより多く享受したいw

ということで、僕は、米国株と全世界株の両方に投資しています。

具体的には、
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー):auカブコム証券クレカ積立
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):楽天証券クレカ積立
SBI・VTI:SBI証券クレカ積立
という感じです。

日本には成長性を感じませんし、日本株は個別株を持っているので、「除く日本」の方が好みなのですが、auカブコム証券でのクレカ積立では、より広い分散という意味から、日本を除かないオールカントリーにしてみました。

全体で見れば、米国の比率が70%くらいになってるのかなぁという感じです。

なんだかんだ言っても、米国以上に株主還元に積極的な国はありませんし、投資環境が整っている国もないと思います。
(某国は配当課税を強化しようとしたり、配当金を減らそうとしていますw)

また、新興国株の中身は、中国の比率が高いです。

今後も人口増加が見込まれ、経済的に発展していく純粋な新興国には投資したいと思いますが、日本や周辺国を威圧し、日本以上に少子高齢化が進んでいく中国には、あまり投資したくないなぁというのが素直な感情です。
第二のロシアになる可能性だってあります。

とはいえ、中国はまだまだ成長するかもしれませんし、資産形成には外せない国だとは思いますので、全世界株でその成長もちゃっかり享受しようと思います。

結局、投資は自分自身に腹落ちするかどうかです。

僕は、米国株と全世界株の両方に投資することで、両方の可能性を手にしておきたいと考えました。

「中途半端だなぁ」と思われるかもしれませんが、自分の大事なお金を投資するわけですから、自分自身が納得できるように投資していくべきです。

結論はどっちつかずですが、10年後に答え合わせしたいですね!

ではまた!
早く戦争が終わってほしいです!!

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