こんにちは!ハクヤクです。
首都圏では緊急事態宣言が解除されましたが、コロナ感染者数は、また増えてきてしまいました。
このまま第4波を迎えて、3回目の緊急事態宣言が発令されるのでしょうか?
一方、株価は調整局面を迎えながらも、上昇していますね。
どこまで上昇するのか、はたまた暴落が来るのか。
どちらのシナリオにも対応できるよう、現金も確保しながら、かといって機会損失もしたくないのでコツコツ投資していきたいと思います。
僕の現在のメイン投資は、全世界株の投資信託ですが、定期的に配当金(分配金)も欲しいので、高配当株・ETFにも投資しています。
投資信託はあくまで含み益ですが、配当金(分配金)は確定利益で定期的に入金されるので、やはり嬉しいです♪
日本の高配当株、米国の高配当ETF、世界のREITなどに投資していますが、「ハイイールド債」というものに興味を持ちましたので、まとめてみました。
実は、5年くらい前にも投資を考えたのですが、当時のリスク許容度から実際の投資は見送りました。
あれから5年たち、自分のリスク許容度が上がったようですので、今回、「ハイイールド債」に投資します!
ハイイールド債とは?
ハイイールド債とは?
ハイイールド債とは、信用格付が低い債券のことです。
信用格付が低い分、利回りが高くなります。
信用格付は、ムーディーズやS&P(スタンダード アンド プアーズ)などの格付会社が付けています。
よく考えたら、格付会社ってすごい仕事ですね笑
格付は、信用度の高い順に、
AAA → AA → A → BBB→ BB → B → CCC → CC → C
などとなっています。
ちなみに、日本国債の格付は、AA(ダブルエー)みたいです。
(格付会社により評価が異なります。)
「ハイイールド」の「イールド」は、利回りなどという意味。
まさに高利回りな債券ということですね。
また、「ハイイールド債」は、別名「ジャンク債」とも呼ばれています。
ジャンク=がらくた
と考えると、とんでもない名前ですね笑
ハイイールド債は、信用格付がBB(ダブルビー)以下の評価をされている債券に投資しています。
逆に、「投資適格債券」という場合には、BBB(トリプルビー)以上の債券に投資しています。
「信用が低い=お金を返してもらえない可能性が高い」ということで、高利回りになっています。
東証ETF【1497】で購入できる
そんなハイリスク・ハイリターンな「ハイイールド債」ですが、なんと東京証券取引所で気軽に投資できます。ちょっとびっくり。
米国ETFのHYGに投資してもいいのですが、僕は分配金は円で欲しいのと、ハイイールド債に深入りするつもりはないで、【1497】を購入することにしました。
東証ETFは、日本株と同じように購入できるので、いいですね!
【1497 概要】
運用会社:iシェアーズ
名称 :米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり)
為替ヘッジがついているので、多少は為替の影響が排除できるかな?
でもヘッジコストがかかりますね。
売買単位:1口
iシェアーズの東証シリーズは1口から買えるのでいいですよね!
1口価格:2400円くらい
信託報酬:0.638%(税込)
高いなぁ。
利回り :4.28%(2021.3.26日現在)
高利回りが魅力的!!
決算 :年4回(1、4、7、10月)
【1497】ハイイールド債ETFのメリット
利回りが高い
やはりなんといっても、高利回りが魅力的ですね。
一般に3%を超えると高配当と言われますが、2021.3.26現在で4.28%の利回りです。
10万円投資すれば、4,280円のお小遣いが毎年もらえます!
(税金取られるので、手取りは3400円になっちゃうけどw)
100万円投資すれば、42,800円!!う〜ん、そこまで投資する勇気と余力はないですw
基本は全世界株などの投資信託にしつつ、ちょっとしたお小遣い稼ぎで、1497に投資するのも悪くないと思います。
年間12,000円(月1,000円)くらい欲しいかな!
個人では手を出しにくい債券に投資できる
格付けの低い債券に個人では投資できないですよね。
そもそも個人で直接債券を購入するのはアクセスが限られていますし、ましてや格付けが低いものとなると尚更です。
また、1社に集中投資して、デフォルト(踏み倒し)になったらたまったものではありません。
その点、ETFなら、多くの会社に分散されていますし、その全ての会社がデフォルトになることはありませんので、安心して投資することができます。
株式以外のアセットに分散できる
投資の基本は株式だと思いますし、長期的なリターンも株式が一番だと思います。
ただ、安定的に分配金がもらえることを考えると、債券も混ぜておくのがいいと思います。
(ただ、1497よりもっと安定的な債券がいいと思いますが)
株式以外のアセットを組み込むことで、全体的により安定するのではないかと思います。
【1497】ハイイールド債ETFのデメリット
コストが高い
やはり一番は信託報酬が高いこと。
全世界株の投資信託の信託報酬が0.1%以下であるのに、1497は0.638%
コストは低ければ低いほどいいので、この点はデメリットという他ありません。
ただ、コストを考えても高利回りであるので、ある程度は許容できるのかなと思います。
流動性が低い
東証ETF全般に言えることですが、売買量が少ないです。
売買量が少ないと、思わぬ高値で購入してしまうことになりますし、売りたいときに売れないこともあります。
まぁ、何百万円も投資するわけではないので、個人でちょこちょこ買う分には、それほど気にしなくてもいいのかもしれませんが。
長期的成長は見込めない
長期的に見ると、リターンは株式の方が高く、リスクも実は株式の方が低いという研究があります。
どうしても目の前の株価に惑わされてしまいますが、やはり投資の王道は株式なのですね!
【まとめ】株式投資のトッピング(分散)としてコツコツ投資します。
僕はすでに40代で、そろそろセミリタイアしたいので(まだ子供が小さいからできないけどw)、ある程度の配当金(分配金)があると、心に余裕が生まれます。
月○万円の配当金(分配金)があるから、残業しなくていいや〜(そもそも残業嫌いだけど)とか、管理職にならなくていいや〜(月5万円で会社に心を売り渡したくない)という気持ちになり、非常に心の安定剤になっています。
高配当株も購入していますが、配当金(分配金)目的に投資の一つとして、ハイイールド債【1497】を活用するもありかなと思います。
主に値段が下がった時に、コツコツ購入して、高配当ポートフォリオを補完していきたいです!
目指せ!子持ちFIRE!!