セミリタイアして、マイクロ法人を設立するのはアリかも!

こんにちは!ハクヤクです。

働くだけの人生でいいのか

僕は、40代・子供3人持ち・サラリーマンなのですが、セミリタイア願望があります。

セミリタイアをしたい理由は
 ①自分の残りの人生を大切にしたい
 ②家族との時間を大切にしたい
 ②合わない人と一緒に働きたくない
といったところです。

40歳を過ぎて、人生の約半分が過ぎたんだなぁという思いが強くなりました。

このまま働き続けていたら、人生の大半の時間を会社に捧げて、いざ定年退職で自由な時間を手に入れたら体が動かない、ということになるのではないかと非常に危惧しています。

折しも、2021年4月から、70歳まで働ける環境にすることが企業の努力義務になりました。

裏を返せば、70歳まで働かないと、社会保障が持たない社会になっているのではないでしょうか。

おそらく、僕らが年金をもらう頃は、受給開始が70歳以上となっていることでしょう。

今の70代が昔より元気とはいえ、70歳を過ぎてから自由を謳歌する人生は楽しい人生なのでしょうか。

それよりも、40代、50代でセミリタイアをして、慎ましいながらも、好きな仕事、好きな趣味を謳歌する方が人間らしい生き方ではないでしょうか。

僕は30代までがむしゃらに働き、子供も生まれたので家庭と仕事の両立も頑張らないといけないと思っていましたが、ふと立ち止まって考えた時に、そんな人生でいいのかな、働くために生まれてきたのかなと疑問に思ってしまいました。

おそらく、投資をしていなければ、セミリタイア・FIREという概念を知ることもなく、ただただ働くだけの人生だったと思います。

40代から、しかも子供を3人も育てながらセミリタイアを目指すのは、なかなかハードモードだと思いますが、困難を乗り越えて50歳になる頃にはセミリタイアしたいです。

セミリタイア後の社会保険がネックだった

セミリタイアした方の本やブログを拝見すると、独身の方がやはり多いです。

独身のほうが、生活費がかかりませんし、生活に関する決定権も自分にあるので、セミリタイアのハードルは比較的低いと思います。
(決して独身の方を批判している訳ではありません。羨ましいだけですw)

子持ちでセミリタイアを考えた時、食費などの生活費はもちろんかかりますが、一番ネックになったのが、社会保険(国民健康保険、国民年金)でした。
(あとはもちろん教育費も)

会社員であれば、会社の健康保険に加入しており、パートの妻や子供を扶養家族とすることができるので、家族の分の保険料はかかりません。

しかし、国民健康保険には、扶養家族という概念がありません。
したがって、パートの妻や子供の分も保険料を支払わなければなりません。

また、会社員であれば、会社の厚生年金に加入しており、パートの妻の国民年金保険料は支払う必要がありません。

しかし、セミリタイアした場合は、自分の分はもちろん、妻の分も国民年金保険料を支払わなければなりません。

国民健康保険料は、市町村によって異なりますが、年収350万円の夫、無職の妻、子供1人で年間約34万円。
国民年金は、夫婦2人分で年間約40万円。

社会保険料だけで、年間約74万円も負担しなければなりません。

まあ、年収が減れば、国民健康保険料も下がるのですが、たとえ年収0円でも、均等割といって、家族の人数分だけ頭割りで保険料が課せられます。収入ないのになかなか辛いですね。

画期的な動画を見ました!

僕は、いつもリベ代の両学長の動画を寝る前や家事をしながら聞いているのですが、画期的な動画を見ました!

詳しくは動画を見ていただきたいのですが、年収80万円のマイクロ法人を設立し、その会社の社員として健康保険と年金に入り、個人の方で年収320万円を稼ぐ、という方法です。

まさに目から鱗でした!そんな会社の使い方があるなんて!

サラリーマンをしていると、「会社を設立する」という発想が浮かびませんよね。会社はもともとあるものですし笑

マイクロ法人とは?

動画で紹介されていた「マイクロ法人」とは、自分1人だけが社員であり社長である会社で、社会保険料を節約するためだけに利用する法人です。

会社には、株式会社、合同会社、合名会社、合資会社という4種類がありますが、合同会社であれば、10万円程度で設立できるとのこと。

そして、社会保険料は、「標準報酬月額」(簡単に言えば、毎年4月から6月までの給料の平均額)をもとに算出されるので、「標準報酬月額」を最低額に抑えるための会社です。

マイクロ法人を利用することで、健康保険と厚生年金の保険料を年26.4万円にすることができます。夫婦2人分の国民年金(年40万円)より安いですね!

マイクロ法人の方で健康保険と厚生年金は加入しているので、個人の方の収入が増大しても健康保険と厚生年金の保険料はこれ以上増えません。

普通のサラリーマンであれば、収入の増加=保険料の増加ですが、マイクロ法人を設立することで、収入と保険料の関係を断ち切ることができるのです。

あとは、個人で年収320万円を稼ぎ、各種控除を使えば、所得税や住民税もそれほど高くなく、手取りが実質増える、というカラクリでした。

問題は、年収80万円と年収320万円のそれぞれを達成できるのか、というところですね笑

注意点として、マイクロ法人と個人は、それぞれ別の事業でないといけないとのことでした。

単に配当金だけでセミリタイアしようとしていた僕にとっては、とても夢の広がる動画でした。

配当金収入以外にも、何か事業になるものをワクワクしながら考え、年収80万円くらい稼げる会社を設立し「社長になる!」という夢が広がりました!
あとは個人で好きに仕事をして、年収320万円とはいかなくても、年収100万円くらい稼げればいいんじゃないかなと思います。

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