子持ちでセミリタイアを目指す理由

【05】セミリタイア・FIRE

子どもが生まれた!

20代は、バリバリ仕事をしていました。
新しい知識を得たり、人と接することが大好きでした。
飲み会も大好きです。

そんな中、結婚し、30代になって子供が生まれました。

上の子が生まれたときは、初めての子育てに、妻とともに右往左往でした。

抱っこで寝かしつけて、そお~とベッドに置いたのに、ギャーと泣いて、またしばらく抱っこでうろうろ。

毎日寝不足で本当に大変でした。

一方、仕事もだんだんと責任のあるものを任されるようになり、残業も多くなってきました。

それでも、まだ子どもが一人のうちは、なんとか育児と仕事をこなしていたと思います。

本社の中枢部署に異動!

上の子の子育てにも慣れて、自分なりのワーク・ライフ・バランスの取り方も分かってきたところ、本社の中枢部署に異動になりました。

会社も、将来管理職として活躍することを期待して、本社に送り出してくれたようです。

本社での仕事は激務でした。

朝は6時起き、7時の電車に乗り、2時間弱の通勤。
9時から18時までが定時ですが、だれも定時では帰りません。
仕事量は半端なく、毎日、21時から22時頃まで残業でした。

私は長距離通勤だったので、22時過ぎには帰っていましたが、それ以上働いていた同僚も多くいました。
長距離通勤が苦痛だったので、本社の近くに単身赴任をしようかともまじめに考えました。

もちろん、平日は、子どもに会えません。

朝、運が良ければ、起きてきた子どもと10分くらい話をして、帰りは毎日24時頃帰宅なので、起こさないように寝顔を見て、隣で寝るという生活でした。

仕事自体はとても充実していましたが、「何のために生きているのか?」を帰りの電車で考えるようになりました。

そんな中、真ん中の子どもが生まれました。

妻の負担も限界です。
子育てにも積極的に関与したいと考えていた私は、迷わず、自宅最寄りの支社への異動を願い出ました。

子どもが3人に!

支社でも支社全体の運営に関わる仕事をさせてもらいました。

それなりに忙しい部署でしたが、本社での経験も踏まえて、無駄な仕事を徹底的に削り、定時で帰るようにしました。
そういう意味では本社での経験はとても役にたったと思います。

そして、3人目の子どもが生まれました。
2か月だけですが、育児休業も取りました。
育休中は、3人の子育てに翻弄されながらも、楽しい時間を過ごしました。

子育ては、夜も眠れず、イライラするし、お金もかかるしで大変ですが、かけがえのない経験をさせてもらえます。
子どもから教えられることも多いです。
3人の子育てをしているうちに、「もっと自分と家族の時間を大切にしたい」と思うようになりました。

そして、自分と家族を大切に生きていく…

そこで自分なりに出した答えが「セミリタイア」です。

生活していく上では、収入が必要です。
まして、うちは妻(現在はパート)と3人の子どもを養っていかないといけません。
子どもの教育費がこれからどんどんかかるので、完全に仕事をやめることはできません。

しかし、自分の時間をすべて犠牲にして、仕事を続けていくつもりはありません。
投資で少しでも副収入を得ながら、少しずつ仕事の割合を減らしていきたいと思っています。

当面は、今の会社で、育児短時間勤務などの制度を使いながら、少しずつセミリタイアを進めていきたいです。

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