こんにちは!ハクヤクです!
僕は、50歳でFIRE/セミリタイアを目指しています。
ひたすら余剰資金を投資に回していますが、ふと立ち止まって考えました。
「死ぬまでに、いったい、いくら必要なの?」
うちは子供が3人なので、子育て費用がいくらかかるのか検討もつきません。
ということで、今回は、我が家の生涯に必要な金額を計算してみます。
【結論】死ぬまでに必要な金額は、1億2500万円!
僕は現在40代ですが、100歳まで生きると仮定して計算しました。
実際、100歳まで生きなさそうですがw、生きちゃったら困るのでw
ゴールを100歳に設定しましたが、まぁ100歳まで生きられれば、その後もなんとかなるでしょうw
計算方法は、以下に記載しますが、100歳まで生きるのに必要な金額は、1億2500万円でした。
これには、夫婦2人が100歳まで生きるのに必要な金額と、子供3人を大学(22歳)まで養育するのに必要な金額です。
思っていたより安かったです。もっと必要かと思っていました。
想定が甘い部分もあると思いますが、ただ漠然とお金を貯めるよりも、明確な目標があるほうがモチベーションが上がりますね!
ゴールが分かっていると、あとどれくらい頑張ればいいのか把握できるので、精神的にもすっきりします。
それでは、計算方法を見ていきましょう。
計算方法
我が家は、40代の夫婦と、3人の子どもがいます。
FIREに必要な金額は、ブログなどで公開されていることも多いですが、ほとんどが独身の方、子供がいない方です。
その要因としては、子育てにいくらかかるのか想定するのが難しい、子供が大きくなるにつれて必要な養育費も変わるので、FIREにいくらかかるのかよく分からない、という点が挙げられると思います。
うちもまだ子どもが小さい(小学生と保育園児)なので、高校、大学と進学したときに、いったいいくら必要なのか想像もつきませんが、ネットで公開されいる情報をもとに考えていきたいと思います。
計算方法は、単純です。
「子供の教育費」+「子供の生活費」+「夫婦の生活費」を年ごとにエクセルに入力し、単純に足し合わせました。
「子供の教育費」と「子供の生活費」は、子供が22歳になるまで計上しています。
ですので、上の子が23歳になれば、FIREに必要な費用から除外されます。
うちには3人の子供がいるので、だんだんと(といってもかなり先ですが)必要な金額が減ることになります。
子供の教育費については、文部科学省の「子供の学習費調査(平成30年)」(以下、「調査」といいます。)を参考にしました。
ただし、現在の我が家の経費と異なっている部分があるので、適宜修正しました。
子供の教育費
保育園
保育園で必要な費用は、
①保育料
②給食費
③保育園外費用(習い事など)
です。
①保育料は、子供が3歳以上なので、保育料無償化により0円と計上。
ありがたいことです。
②給食費は、調査によると「19,014円」となっていましたが、全然違います。
うちは、月6,000円くらい払っているので、年72,000円です。全然足りません。
市町村によっても違うのかなぁ。
ですので、②給食費は、72,000円で計上しました。
③保育園外費用は、調査の「83,895円」を採用します。
月7000円程度なので、習い事1つ2つですかね。
保育園でかかる費用は、年間約16万円です。
小学校
小学校で必要な費用は、
①学校教育費
②給食費
③学校外活動費(習い事など)
です。
①学校教育費は、調査によると「63,102円」です。
教材費や校外学習費など考えると、そのくらいかなという実感です。
②給食費は、調査によると「43,728円」。これもうちとは違います。
この調査、どこの市町村なんだろう、羨ましいなw
うちの給食費は、月8,000円くらいなので、年96,000円です。
なので、96,000円で計上。
学校外活動費は、調査によると「214,451円」
月17,900円くらい。学習塾と習い事ですかね。
うちはもうちょっと安いです。
あ、でも娯楽費も入っているのかな?
合計の小学校でかかる費用は、年間約38万円です。
義務教育なのに意外とかかりますね。
中学校
中学校で必要な費用は、
①学校教育費
②給食費
③学校外活動費(習い事など)
です。
①学校教育費は、調査によると、「138,961円」
私立だったらもっとかかりますね。うちは公立に行くと思いますので、このまま計上します。
②給食費は、調査によると「42,945円」。なんと小学生より安いwそんなバカな!
これもうちとは違うので、96,000円で想定します。
③校外学習費は、調査によると「306,491円」
だんだん高くなってきましたね。
以上の合計、中学校でかかる費用は、年間約55万円です。
高校
高校で必要な費用は、
①学校教育費
②昼食費
③学校外活動費(習い事など)
です。
①学校教育費は、調査によると、「280,487円」
公立高校ですね。子供達にはなんとか公立に受かってほしいものです。
②昼食費は、調査のデータがありませんでしたが、学食や弁当など実際にはお金はかかりますよね。
1日800円と想定し、20日間で月16,000円、年間192,000円で想定します。
高いなぁ。お父さんは毎日弁当持参だよw
③校外学習費は、調査によると「176,893円」
なぜか中学校よりだいぶ安いです。なんでだろ?
合計の高校でかかる費用は、年間約65万円としました。
大学
大学で必要な費用は、
①入学金(1年目のみ)
②在学費
③昼食費
です。
娯楽費は、自分でアルバイトして稼いでくださいw
大学は、公立・私立、理系・文系で大きく金額が違いますが、私立文系で想定しました。
だいたい平均値かなと思いまして。
①入学金は、調査によると、「90.4万円」。高い!
②在学費は、調査によると、「年160.1万円」。高い!!
③昼食費はデータがありませんでしたが、高校と同じ年間192,000円で想定しました。
大学4年間の合計でかかる費用は、約808万円です。これを4年間で割ると、年202万円になります。
子供の生活費
子供の生活費(食費、衣料費など)は、年齢で変わるかもしれませんが、一人当たり月3万円と計上しました。
ちょっとざっくりですが、まぁ月3万円あればなんとか生活できるでしょう。
子供を3人養育している間は、月9万円。子供が独立すると、月6万円、月3万円、、、最終的にゼロ円となります。
夫婦の生活費
夫婦の生活費は、月20万円としました。
うちの現在の生活費が月20万円くらいなので。
もらえる年金
FIREした場合、勤続期間が短くなるのでもらえる年金も少なくなってしまいますが、夫婦で年間200万円もらえると仮定しました。
基礎年金が一人78万円なので、夫婦二人分で156万円。
それにプラスして、厚生年金が少しもらえると仮定しました。
計算例
上記で想定した金額まとめます。
保育園の教育費:年16万円
小学校の教育費:年38万円
中学校の教育費:年55万円
高校の教育費:年65万円
大学の教育費;年202万円
子供1人の生活費:年36万円
子供2人の生活費;年72万円
子供3人の生活費:年108万円
夫婦2人の生活費:年240万円
もらえる年金(65歳〜):年200万円
あとは、子供の成長に伴って、上記の金額を組み合わせていけばOKです。
エクセルに入力すれば、簡単ですね!
例えば、現在の家族構成は、夫婦2人、小学生1人、保育園2人です。
ですので、現在の年間必要資金は、418万円です。
(240万円(夫婦の生活費)+108万円(子供3人の生活費)+38万円(小学校の教育費)+32万円(保育園の教育費2人分))
同じように計算し、第一子が大学生の頃の場合は、680万円です。
(240万円(夫婦の生活費)+108万円(子供3人の生活費)+202万円(大学の教育費)+130万円(高校の教育費2人分))
この頃が支出のピークです。
子供が独立して、年金がもらえるようになると、どうなるでしょうか。
必要な生活費は、夫婦2人分だけなので、年240万円。
一方、年金が年200万円もらえる仮定なので、差し引き年40万円の貯蓄があればオッケー!
と、このように計算していくと、現時点でのFIREに必要な資金は、1億2500万円になります。
かなりの金額ですが、不可能な金額ではありません!
実際は、投資も行なっているので、ある程度は複利で賄えそうな気がします(願望w)
この見積もりのいいところは、毎年、必要な金額が減少していくところです。
現時点では、1億2500万円ですが、来年には418万円減って、1億2082万円になります。
今すぐFIREすることはできませんが、今回作成したエクセルシートと、その時点の資産額を見比べて、FIREできるかどうか考えていきたいです。