郵便貯金しか知らなかった私が、投資を始め、現在に至るまでの変遷です。
私と同じように、貯金しかしていない方の参考になれば…。
某大手証券口座を相続する。
29歳の時、父が亡くなり、父が持っていた某大手証券の口座を相続しました。
父は、退職金を元に、株主優待目当てで投資をしていたようです。
相続後、私もなんとなく株主優待目当てで少しずつ投資をしていました。
そうこうするうちに、NISAという制度を知り、相続した口座をNISAにして株主優待銘柄を購入しました。
今となっては、せっかくNISAを使うので、高配当株を購入すればよかったと思います。
あるいは、積立NISAのほうがよかったかもしれません。
また、何も考えず某大手証券を使っていたので、ぞっとするような高額の売買手数料を取られていました(笑)
無知とは恐ろしいものですね。
学資保険を始める。
30歳の時、第一子が生まれました。
うちはなかなか子供ができなかったのですが、ぽんっとできたので(笑)、とても嬉しかったです。
親となったからには、生まれてくる子供のために学費を準備しなければなりません。
投資のことなど何も知らない私は、ご多聞に漏れず、学資保険を始めました。
高校入学時、大学入学時、大学入学中に3回、と分割してもらえるというものです。
返戻率は、110%とのこと。
当時の私は、「郵便貯金よりだんぜんお得だ!」と喜んでいました。
今から考えると、18年間もお金が拘束され、年率で考えると0.5%程度の利回りなので、投資信託を買っておけばよかったなと後悔しています。
まぁ生命保険の機能と(たぶん)元本割れしないのでよしとしましょう(笑)。
セゾン投信を始める。
そうこうしているうちに、第二子が生まれました。
当時、妻は専業主婦だったのですが、親は遠方に住んでいるため簡単には頼れませんでした。
子供一人でも子育てが大変だったので、思い切って育休を取りました。
時間的には余裕ができて幸せでしたが、育休手当金だけで生活するのはとても厳しかったです。
このままではやばいと思い、生活費の見直しをしたりしていたところ、セゾン投信の存在を知りました。
最初はあやしい商売かなと思ったのですが、第二子の学資保険代わりにセゾン投信を始めました。
(低金利のため学資保険はなくなっていましたね。)
セゾン投信が投資の勉強を始めるきっかけとなったので、とてもよかったと思います。
iDeCoを始める。
ある日、職場でチラシが回ってきました。iDeCoの宣伝です。
以前の私だったら、「そんな怪しいものに手を出さないほうが良い」と思ったに違いありません。
しかし、説明をよく読み、とてもお得な制度だと思いました。
折しも自分年金を用意しようというご時世で、さっそく加入しました。
iDeCoの掛け金は所得控除の対象となるので、それだけでも2万円くらいは所得税が返ってきます。
ですので、該当商品の中でも、リスクが高くリターンも高い(と思われる)外国株式に投資しています。
コロナショックまでは非常に順調に成長していました。
退職までにどうなるか楽しみです(早くセミリタイアしたいけど(笑))。
ジュニアNISAを始める。
そうこうしているうちに、第三子が生まれました(笑)
やばいです。将来のことを考えるとお金が足りません。なんて無計画なのでしょう(笑)
とにかく、学費だけは確保してあげたいと思い、ジュニアNISAを始めました。
年80万円×5年=400万円あれば、大概のことは何とかなると思います。
仮に進学しないとしても大きな財産となります。
ですので、毎年せっせと積み立てています。
現在は、自分のNISAの投資枠も使い切ったので、第二子の名義でもジュニアNISAを始めました。
銘柄は、
第三子:eMaxis Slim バランス 50%
eMaxis Slim 米国株式(S&P500) 50%
(理由)学費だから手堅く行きたい、でも多少儲けたい!
第二子:eMaxis Slim 全世界株式 100%
(理由)日本株は父親が持ってるからいらない、全世界の成長に賭けたい!
第一子の分はやっていないので、資金に余裕があったら始めようかな。
その前に制度自体が終了してしまうかも( ´∀` )
自動積立投信を始める。
某大手証券の手数料の高さに懲りたので、今のメインはSBI証券となっています。
住信SBI銀行とのコラボでの使いやすさも満点です。
SBI証券では、資金に余裕があるときに、株主優待銘柄を買ったり、高配当株を買ったり、投資信託を買ったりしています(このあたり、一貫性がありません(笑))。
ただ、仕事をしているとどうしても購入するタイミングが難しいですし、子供もまだ小さいので、家でゆっくり銘柄を選ぶ時間もありません(夜は寝かしつけのまま自分も寝てしまう)。
ですので、SBI証券で、投資信託の自動積立をしています。
給与口座から自動的に引き落とされて、毎月、自動で積み立ててくれるので、手間がかかりません。
また、ドルコスト平均法ともなります。
アメリカ株に手を出してみる。
ブログなどを拝見していると、アメリカ株に投資している方が多いですね。
日本と違って、少子高齢化とは無縁ですし、なんだかんだいって世界経済の中心はアメリカです。
株主への還元も積極的ですし!
ということで、住信SBI銀行で毎日ドルを1,000円分買って、SBI証券でアメリカ株を試しに購入中です。
1,000円だったら、お弁当持参して、自販機での買い物を我慢すればいいかなと思って(笑)。
最初は毎日500円だったのですが、ちょっと節約して1,000円にしてみました。
まだ個別銘柄を選ぶ実力はないので(私でも知っているコカ・コーラだけ買ってみました(笑))、高配当ETFを買っています。
ただ、自分が死んだ後に、妻がアメリカ株を取引きできそうにないので、アメリカ株には本腰を入れるのは難しそうです。
まとめ
諸先輩方には遠く及びませんが、私の投資遍歴のご紹介でした(恥ずかしい(笑))。
今から投資を始める40代子持ちサラリーマンの方には
① iDeCo
② 積立NISA
③ ジュニアNISA
④ 自動積立投信
の順でおすすめします!
おそらく、①~③までで、ほとんどのサラリーマンの方は月々の余剰資金をつぎ込むことになるのではないでしょうか(私もですが)。
ただ、①~③は、いずれも非課税のものなので、投資の入り口としてはかなりおすすめです!