FPの勉強は、セミリタイアに役立ちそう

【05】セミリタイア・FIRE

こんにちは!ハクヤクです。

先日、FP2級の試験を受けてきましたので、FP試験のメリットについて、実体験を書いてみようと思います。

セミリタイアを目指すのに役立つ知識を得られる

FP試験の科目は、以下の6つです。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

言葉だけだとよく分からないと思いますので、ざっくりとした内容書くと

  1. 年金
  2. 保険
  3. 株や債券
  4. 所得税や住民税
  5. 不動産
  6. 相続

こんなかんじですかね。すごくざっくりですが。

「生きていく上で必要なお金に関する知識」を試す試験と言えそうです。

この中で、セミリタイアを目指している方なら、「株や債券」については親しみがあると思いますし、不動産投資を考えている方なら「不動産」については勉強の入り口として最適だと思います。

「株や債券」の科目では、PBRや配当性向を計算させる問題や、債券の利回りを計算させる問題も出題されます。

「不動産」の科目では、建蔽率や容積率、不動産にかかる税金などが出題されます。

ですので、知っていて損はない知識だと思います。

FP試験の勉強法(ハクヤクの場合)

僕は、2021年5月にFP3級を受けて一発合格。
2022年5月にFP2級を受けて、合否発表待ちです(自己採点では合格圏内)。

FP3級は、だれでも受験可能ですが、FP2級は、①3級合格者、②AFP認定研修修了者、③金融や保険などの実務経験2年以上、という受験資格が必要です。

僕は、実務経験はないし、研修を受けるのも面倒だったので、3級から受験しました。

受験勉強方法は、いたってシンプル。

参考書を読んで、問題集を解いただけです。

ネットでいろいろ検索し、「みんなが欲しかった!FPの教科書」「みんなが欲しかった!FPの問題集」(TAC出版)というのが評判がよかったので、このシリーズで勉強しました。

参考書のほうは、図解も豊富でカラーなので読みやすかったです。
初心者にも分かるように説明されていました。

問題集は、過去問に即して記載してあるので、ひととおりやれば、「見たことある問題だな~」という感じで本番も臨めました。

3級に関しては、この2冊で十分合格可能だと思います。

僕はフルタイムで仕事していますし、家に帰っても家事や育児に追われていますので、勉強をしたのは2か月間で、毎日1時間くらいかなぁ。
40歳ともなると、保険や税金の知識もなんとなくあると思うので、それほど困難な試験ではないと思います。

3級には難なく合格しまして、調子に乗って2級にも挑戦しました!

「3級が楽勝だったから、2級も楽勝だろう」と思っていましたが、2級は知識がより広く深くなりますので、難しかったですね、、、。

勉強法は、3級と同じで、みんなシリーズの参考書と問題集を購入しました。

参考書は、2つに分冊できて持ち運びがしやすくなっていたので、会社の昼休みにも勉強しました(家だとなかなか勉強できない)。電車通勤の方であれば、電車でも勉強できますね(自転車通勤だったので、通勤中は勉強できなかったです)。

問題集も1回解いただけでは間違った問題が多かったので、1回解いて間違えた問題を繰り返しやりました。1回目で解けた問題は、たぶん知識がある問題なので、1回目で分からなかった問題を重点的に潰しました。

FP試験のいいところは、科目が分かれているので、自分の好きな分野からとりかかれるというところです。

僕は不動産がなぜか昔から好きなので、不動産から勉強し始め、自信をもって次の科目に移ることができました。

ちなみに苦手な科目は、社会保険でしたねー。会社を休職した場合には、何日目から標準報酬月額の何分の何が支給されるとか、何回やっても覚えられませんでした。
あと2級は、法人関係の税金なども出題されるので、馴染みがなくて取り掛かりにくかったです。

難しいといろいろ勉強しなきゃと思いますが、時間もなかったしお金ももったいなかったので、ひたすらみんなシリーズを使いました。

でも、問題集は3周しかできませんでした。

でもでも3周すれば、自分の苦手分野が分かるので、試験直前は苦手分野を復習していました。

そして試験本番!

見たことがない問題や、参考書に乗っていない事項なども出題されており、かなり焦りました。

簡単に答えが分かる問題と、まったく分からない問題の落差が大きかったですね。

まぁでもしょうがない。分かる範囲でがんばりました。

特に実技試験のほうは、時間が足りなくで、最後の問題が終わったのが終了時刻の5分前でした。

アラフォーおじさんには、きつかったですw

でも、FP試験のいいところは、学科、実技のそれぞれで6割正解すればいいのです。

ですので、100点を目指す必要はなく、自分が知っている問題を着実に積み上げていけば、十分合格可能だと思います(まだ合格していないけど)

FPの勉強をして思ったこと

日本人はお金について話をするのを極端に嫌いますよね。お金は汚いものという認識もなんとなくあるような気がします。

でも、生きていく上でお金の知識は必要です。

高校でお金に関する授業が始まるそうですが、FP試験を題材にしたらいいんじゃないかと思いますね。

それくらい基礎的な内容で、でもよく知らないことが勉強できたと思います。

もし、20代のころにFPの知識があれば、家を買うときにもっと違う家を買っていたかなぁなんで思ったりもします(面積によって税金が安かったりするので)。

あと、低解約返戻金型の保険に加入しているのですが、これにも加入しなかったのになぁなんて思います。

でも、まだまだFPの知識は無駄にはなりません。

これから相続もするでしょうし、節税の知識も得られました。もしかしたら不動産投資をするかもしれないので、勉強の入り口としては最適でした。

40代になって、これほど勉強したことはなかったので、ある種の楽しさと充実感を得られたことも大きいです。

せっかくなので、勉強を続けて行きたいと思います。

次は、簿記か税理士か社労士か司法書士がとりたいなぁ!

生涯勉強ですね!ではまた!

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