こんにちは!ハクヤクです。
ついにJTが減配です!
JTが減配を発表!
日本の高配当株の筆頭といっても過言ではなかったJTが、2020年2月9日、減配を発表しました。
これを受けて、翌日の株価は急落。
Twitterは、阿鼻叫喚。。。
減配発表を受けて、急遽、売却している方も相次ぎました。
しかし、みんな、こうなることはわかってましたよね?笑
斜陽産業、高すぎる配当性向、下落一方の株価、、、。
まだ売却しない理由
Twitterを見ていると、「僕も売却しようかな、もう終わりだ〜」という気持ちになりました。
しかし、冷静さを取り戻して、「いつかは減配することは分かっていたでしょ!」と思い直し、売却しないことを決めました。
そもそも増配しすぎ!
JTは上場以来、増配を続けてきました。
一方、株価の下落もあり、配当利回りは上昇し続けていました。
いつしか、高配当銘柄の代表みたいになり、雑誌でも常にランクインしていました。
ほんの5年前の配当性向は、53.2%だったんですねぇ。
それぐらいがちょうどいい気もします。
毎年増配を続け、2021年度の配当性向は、なんと96.1%!
利益のほぼ全てを配当に回しています!
これで減配しないのは、企業としておかしいでしょう。
賢明な企業判断だと思います。
独占事業に変わりはない
確かに喫煙者は減少傾向にあり、市場は縮小していくと思われます。
しかし、たばこは誰でも作れる商品ではありません。
日本国内でたばこを製造できるのは、JTのみです。
そういう意味では、独占事業であることに変わりはなく、今、慌てて売却する理由にはならないと思います。
JTはグローバル企業
JTは、日本国内のたばこ会社というイメージが強いですが、実は営業利益の約6割を、海外のたばこ事業が支えています。
今でこそ、日本は、喫煙者を締め出していますが(個人的には、屋内できちんと密閉された喫煙所を確保してほしい。各種施設内での禁煙の影響で、近くの公園で喫煙している方が多く、子連れには迷惑です。)、僕が小さい頃は、職場でも電車内でも喫煙OKだったようです。
幼心に、電車に灰皿が備え付けられていたのを覚えています。
ですので、海外、特に新興国では、まだまだたばこの需要はあるのではないでしょうか。
需要があるからこそ、JTも海外のたばこ会社を積極的に買収し、海外事業を展開しているのだと思います。
営業利益も、増加は見込めないと思いますが、横ばいで推移しています。
まぁ、某日産自動車の減配、無配転落とは、事情が異なりますよね笑
(日産ホルダーで痛い目をみました。)
出口戦略を考える時期か
僕としては、減配は折り込み済みでしたし、今後もある程度の配当金はもらえると思うので、今すぐに売却をしようとは考えていません。
しかし、子供が生まれてから、体に害のあるものを製造している会社に投資をするのはいかがなものか、とは考えていました。
また、今後、20年・30年と成長していく産業ではないので、ゆっくりと出口戦略を考えていきたいと思います。
あ、株主優待は、やめないでね!笑
我が家では、災害備蓄として、カップ麺やレトルトご飯が活躍しております!
(カテゴリがなかったので、無理矢理株主優待につなげてみましたw)