【FIRE】職場内セミリタイアのメリット5選

【05】セミリタイア・FIRE

こんにちは!子持ちFIREを目指しているハクヤクです!

職場内セミリタイアを目指してでも書いたのですが、うちには子供が3人もいますので、仕事を完全に辞めるのが難しいです。

かといって、「出世してやる!」とか「残業代稼ぎたい!」という欲望は、全くありません(笑)
名誉やお金よりも、時間=を大事にしたいです。

そこで僕が考えたのが【職場内セミリタイア】です。

【職場内セミリタイア】とは、「経験も能力もあるけど管理職を目指さず、自分や家族の時間を優先する働き方」のことです。
(僕が勝手に定義しましたw)

今回は、そんな【職場内セミリタイア】のメリットについて考えてみました。

職場内セミリタイアのメリット

時給が高い

セミリタイアを目指している方の中には、完全なリタイアではなく、アルバイトなどのちょっとした仕事をすることも考えている方が多いと思います。

FIREの分類で言えば、流行りの「バリスタFIRE」「サイドFIRE」でしょうか。

生活費の全てを不労所得で賄うのは大変ですが、月10万円程度の収入があれば、比較的セミリタイアしやすいですものね。

しかし、アルバイトの時給は、1000円程度が多いと思います。
勤務時間を選り好みすれば、最低賃金ですよね。

その点、職場内セミリタイアであれば、今と時給は変わりません。

40代サラリーマンであれば、時給2000円以上になると思います。

単純に考えて、1時間でアルバイト2時間分のお金が稼げるので、働く時間がアルバイトの半分で済みます。

月10万円稼ぐのなら、アルバイトだと月100時間働かなければいけませんが、【職場内セミリタイア】なら月50時間働けばいいことになります。

1日5時間×10日間だけ働けばいいこといなるので、自分の時間がかなり持てることになりますね!

仕事に慣れている

40代ともなると、新しい仕事をするのもなかなか大変です。

アルバイトをするにしても、20代の方より動くスピードも仕事を覚えるスピードも格段に遅いでしょう。
(自分では若いつもりでも、傍から見れば、立派なおじさんですw)

その点、【職場内セミリタイア】であれば、基本的な仕事は分かってますので、新しい仕事をするよりも格段に楽だと思います。

また、今までの経験を生かして仕事ができるので、職場の20代の方にもアドバイスができたりするでしょう。
(あまり偉そうに振る舞ってはいけません。傍から見れば、立派なおじさんなので(2回目)、影でウザがられているかもしれませんw)

社会的信用がある

40代サラリーマンであれば、勤続20年以上となる方も多いことでしょう。

僕も仕事を辞めたことはないので分かりませんが、セミリタイアをすると何気に困るのは「社会的信用がなくなること」だそうです。

住居を借りるにしても、ローンを借りるにしても、無職やアルバイトだと、いくら資産が多くても貸してもらえないとのこと。

その点、職場内セミリタイアであれば、外観的には同じ仕事をずっと続けていることになるので(実質は勤務時間が半分になったとしても)、社会的信用は高いと思います。

社会保険料の負担が少なくてすむ

毎月の給与明細を見て、「社会保険料高いなぁ」とつくづく思うのですが、あれでも半分は会社が払ってくれているんですよね。ありがたいことです。

セミリタイアすると収入が少なくなるので社会保険料も少なくなると思いますが、社会保険料は全額自己負担になってしまいます。

健康保険は収入で変わると思いますが、国民年金だけ考えてみても月16,540円。
妻の分も払わないといけないので、月33,080円。

収入が少ないのに、結構痛い出費ですね泣

その点、【職場内セミリタイア】であれば、半分は会社が負担してくれますし、扶養家族の分は払わなくていいので、実質的な負担が少なくて済みます。

副次的に、将来、厚生年金ももらえることになるので、トータルで考えればセミリタイアよりお得かも。
(将来、厚生年金がどうなっているのか分かりませんが)

お金が足りなくなったらフルタイムに戻れる

セミリタイアしたけど、「やっぱお金足りなくて生活できないわ〜」という場合でも、いざとなったらフルタイム勤務に戻れます

特に子持ちだと、子供の進路によっては想定よりお金が足りなくなることも十分考えられますよね。

完全に会社を辞めてしまうと、再就職できる保証はありませんし、再就職できたとしても今の給料より格段に安くなるでしょう。

なるべくフルタイム勤務に戻りたくありませんが(笑)、保険としてはいいと思います。

職場内セミリタイアのデメリット

デメリットについても考えてみました。

人間関係が良くないと辛い

「パワハラ上司がいる」「嫌いな同僚がいる」などという場合は、そもそもその人たちと顔を合わせることが健康上よくないので、職場内セミリタイアは難しいですね。

まぁ、出勤日数を減らすことで、ある程度は我慢できるかもしれませんが、そういう人たちは、出勤日数を減らすことに対しても反発してくるでしょうし、、、。

僕の場合は、合わない人もいますが、メリットと天秤にかけると、まだメリットの方が勝るかなぁと思います。
やだなぁと思うこともありますが、週5日会っているのが、週3日会うだけなら、なんとか我慢できるかなぁ。

割り切って、自分の仕事だけこなしていればいいのでしょうが、人間関係って大事ですよね。

どうしても人間関係が良くない場合は、無理して我慢する必要はないと思います。
思い切って仕事を変える方が、精神衛生上、良いです。

同期の出世を見るのが辛い

同期は部長になってるのに、自分は、、、などと考えてしまうと、気持ちが落ち込んでしまいますよね。

特に、自分より能力が下の人が出世しているのを見ると、なんだかなぁという気持ちになると思います。

同期の出世が気になって仕事がしづらいということであれば、これも思い切って仕事を変えた方がいいのではないでしょうか。

僕の場合は、「スズメの涙程度のお金で、時間=命を売り渡しているんだなぁ」と生温かい目で見るようにしています(笑)

出世が幸せかどうかは、人それぞれの価値観だと思うので、あまり気にしないことが得策かと。

会社に制度がないとできない

そもそも会社に時短制度がないとできませんよね。

でも、副業解禁のご時世、今は制度がなくても、今後は導入される会社も多いのではないでしょうか。
現に、大手企業では、週休3日制の導入も進んできているようです。

ないものをねだるより、今ある制度を調べて、使えるものがあったら使ってみましょう。

うちの会社には、出勤日を減らす制度はありませんが、育児や介護などの理由で勤務時間を減らす制度がありました。
いろいろ要件がありますが、試しに使ってみようかなと思っています。
(当然、働かない分は給料が減ります。なので、収入とのバランスを考えながら試してみたいです。)

結局、会社に縛られる

各種制度を使ったとしても、会社員であることに変わりはないので、会社の都合で転勤させられたり、部署を移動させられたりします。
場合によっては、給料が下がることもあるでしょう。

それを我慢できるかどうかは、メリットと比べるしかないかなと思います。

誰でも、自宅から近くて、やりがいのある仕事に就きたいと思いますが、会社員である以上、どうしても会社に縛られてしまいます。

できるだけ早く資産を築いて、会社に縛られない生き方を目指していきましょう!

【まとめ】子持ちだからこそ、できることがある

まだまだ日本の会社では、週休3日制やフレックスタイムが使える会社は少ないと思います。

しかし、育児や介護を理由とした時短勤務は、導入されている会社が多いのではないでしょうか。

育児や介護のために、各種制度を使うことは、周りに迷惑をかけるという考え方は、もう古いと思います。

むしろ、育児や介護の制度を使いながら、生き生きと仕事をすることこそが、これから求められる働き方ではないでしょうか?

ダラダラと残業する時代は終わりました。

仕事以外のことがあるからこそ、より効率的に、よりスマートに仕事をすることができ、それが高く評価される会社こそ、これから成長していく会社だと思います。

なんかまとめがセミリタイアっぽくないですが(笑)、育児や介護の制度を使うことは、有限である時間を、会社ではなく家族のために使うことだと思います。

これもまた、立派なセミリタイアです。

まずは、自分の会社の制度を調べて、使えるものはとことん使ってやろうという気持ちで、会社を使いこなしてやりましょう!

そして、いつか、本当のセミリタイアに繋げていきたいですね!

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