【2558】ETFのメリット・デメリット 〜東証から「S&P500」に気軽に投資〜

【03】ETF

こんにちは!ハクヤク(@sangokushi164)です!

みなさん、米国株、大好きですよね〜!
Twitterを見ていると、みなさんの米国株の売買の様子が垣間見れて、とても楽しいです。
コロナショックの時の、「おはぎゃ〜!」が懐かしい(笑)

僕は、個別銘柄を分析する時間もスキルもないので、米国ETFであるVTIを毎月積立しています。

【参考】【VOO】でも【VT】でもなく【VTI】を選ぶ!

しかし、東京証券取引所でも「S&P500」に連動するETFを購入できます!
実際、僕も少しですが購入しています。
そこで感じたメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。

【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信とは?

僕が購入しているS&P500連動のETFは、【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信です。

ただいまご利用いただくことができません | 投資信託なら三菱UFJアセットマネジメント

簡単に言うと、投資信託【eMaxis slim 米国株式(S&P500)】のETF版でしょうか。

【2558】の概要
ファンドの目的:円換算した対象指数(S&P500指数)に連動する投資成果を目指す。
分配金    :年2回(6/8、12/8)に分配金を支給。
信託報酬   :年率0.0858%(税抜 年率0.078%)以下
(実質コストは0.16%くらいでしょうか?)

【2558】のメリット

①日本株と同じように買える

米国ETF【VOO】などのS&P500に投資しようとすると、外国株取引の口座を作って、円をドルに変える必要があります。

また、購入後も評価額がドルなので、一見して含み損益が分かりづらいです。
(慣れるとドル評価も楽しいですが笑)

【2558】であれば、価格も円表示ですし、買付方法も日本株と同じなので、とても気軽に、S&P500に投資することができます。

②買付手数料が無料

SBI証券や楽天証券などのネット証券では、買付手数料が無料です。
(両証券とも、VOOなどの特定の米国ETFも買付手数料が無料ですが)

買付手数料はコストでしかないので、無料はありがたいですね!

③分配金がもらえる

投資信託と一番異なる部分です。

投資信託では、分配金を支払わず再投資してくれるので、雪だるま式に資産が増えていきます。

ただ、投資信託の弱点は、「お金が増える実感が湧かないこと」
(人間、わがままなものですね笑)

その点、ETFであれば、定期的に分配金が支払われます。
口座に「チャリンチャリン」とお金が入ってくるのは、それはそれは嬉しいものです。

【2558】は、まだ2回しか分配金が支払われていません。
利回りは、1%以下ですが、設定日が2020年1月8日ですので、まだまだこれからですね!

VOOの利回りが1.55%程度のようですので(あれ?2%くらいありませんでしたっけ?)もう少し利回りが上がって欲しいところです。

これから基準価額が高くなっていくことを考えれば、どんどん高配当になっていきますので、期待しましょう!
(米国頑張れ〜!)

④外国税額控除の必要がない

2020年から外国に投資する国内籍ETFに外国税額控除(二重課税調整措置)が適用されることになりました。

米国ETFに投資してる場合、分配金に、米国で10%、日本で約20%の所得税が課せられますが、確定申告で「外国税額控除」を行うことで、所得税の一部が還付されます。

しかし、確定申告はめんどくさいですし(サラリーマンならなおさら)、そもそも所得税を納めていなければ、還付される所得税がありません(主婦やセミリタイアした人など)。

確定申告の手間を省き、分配金で損をしないことになるので、二重課税調整がメリットが大きいと思います。

【2558】のデメリット

①売買が少ない

日本のETFは、人気がないですよね(^_^;)

売買量が少ないということは、高値で買ってしまったり、売りたいときに売れなかったりというリスクがあります。

流通量を気にする方は、素直にVOOを購入した方がいいと思います。

一応、東京証券取引所では2018年7月2日よりマーケットメイク制度を導入しており、より適正な価格でETFの売買ができるよう対策はしているようです。

マーケットメイク制度 | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。

日本のETF市場も活性化するといいですね!

②信託報酬が高い

【信託報酬】
VOO:0.03%
2558:0.08%

【2558】もかなり頑張っているとは思いますが、さすがはバンガード社、比較するとVOOに投資したくなりますね(笑)
【2558】は実質コストがおそらく0.16%程度だと思いますので、この差は如何ともしづらい。

ドル転と確定申告の手間賃として考えたときに、この差を安いと考えられるかどうかですかね!

ちなみに、信託報酬の実質負担を下げるために、「貸株」を利用する方が多いですが、ハクヤクやりません
貸株は、無担保で自分の株を貸すことになるので、万が一、証券会社が倒産したときの影響が恐ろしいからです。

③為替の影響で、純粋なS&P500の値動きがわかりづらい

日本から外国に投資すると、どうしても為替の影響を受けてしまいます。

「有事の円」と言われますが、〇〇ショックと同時にドル安になってしまうと、ダブルパンチですよね。
逆に言えば、好景気時には、資産が増えることにはなるのですが、、、。

為替の影響が入るので、【2558】のチャートだけを見ていると、本来の値動きがわかりづらい、という部分は否めないと思います。

まぁ、日本で暮らす限り、どうしても為替の影響は受けるので、実際の資産価値としては【2558】のチャートがある意味正しいのかもしれません。

まとめ(随時購入していきます)

デメリットもありますが、セミリタイアして配当金生活を目指す僕にとっては、魅力的なETFです。

投資信託をメインに据えつつも、配当金を増やしたい、という二兎を追うことになりますが、【2558】を随時購入していきたいと思います。

逆に言えば、【2558】などの外国株に投資するETF以外に、東証ETFで魅力的なものが少ない、、、かも(笑)
頑張れ!東証!

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