こんにちは!ハクヤクです!
最近、ハイリスクな投資にハマっておりますw
危ないですw
とはいえ、リスク資産:現金=7:3程度を目標にしていますので、アセットアロケーションとしては健全な方だと思います。
まだまだ現金比率が高いので、ガンガンいきますよー!
以前からTwitterでも話題の「レバナス」=「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に投資したいなぁと考えていました。
今年は、クレジットカード払い対応の証券会社が増えるので、投資信託を今後のメインにしようと思っています。
その中の投資先の一つとして、「レバナス」に投資しようと思います。少額だけね!
「レバナス」とは?
「レバナス」とは、NASDAQ100指数に2倍のレバレッジをかけて運用する投資信託です。
NASDAQとは、アメリカの株式市場のひとつで、ベンチャー企業向け株式市場のことです。
NASDAQ100とは、NASDAQ上場企業のうち代表的な100社のことです。
銘柄選定基準は、金融セクターが除いた、時価総額上位100社で構成されています。
時価総額は変動しますので、定期的に銘柄の入れ替えが行われています。
代表的な会社は、アマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフト、ネットフリックスなどなど、日本でも馴染みの深い、壮々たる会社です。
これらの超有名企業にマルっと投資できるのが、NASDAQ100のいいところですね!
レバレッジとは、「てこ」のことで、少ない資金で多額の投資を行うことです。
レバレッジを使って投資しているものの代表例が、FXですよね。
FXの場合、証拠金4万円でレバレッジを25倍かければ、100万円分の為替取引を行うことができます。
運用がうまく行けば、大儲けできますが、失敗すれば、あっという間に証拠金を失うことにもなりかねません。
「レバナス」は、レバレッジを効かせて、「株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が、 原則として信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整」しながら運用しているようです。
なかなか言葉では難しいですね。
交付目論見書の図がわかりやすかったので、引用させていただきます。
純粋な株式だけでなく、先物取引も行なっているようですね。
僕は、先物取引はやったことがないので、投資信託を通じて、先物取引ができるのは、ちょっと面白いなぁと思います。
具体的には、株価指数先物取引のETFに投資しているようです。
先物は、個人では怖くて買う気がしないので、100円から気軽に買える投資信託は、ありがたいですね。
「レバナス」の魅力
レバナスの魅力は、なんといっても、リターンが高いことですね!
レバレッジが効いているので、株価の上昇局面では、その能力をいかんなく発揮してすごいことになります。
大和アセットマネジメントのホームページの説明によると、NASDAQ100指数が毎日5ポイントずつ上昇し、4日目で120ポイントになったとき、NASDAQ100指数は20%の上昇であるが、レバナスは43%の上昇であり、複利の効果があるので、2倍以上の上昇になると書かれています。
NASDAQ100指数が一方的に上昇し、4日目に「120」と+20%の上昇となった場合、レバレッジ2倍の当ファンドは+20%×2倍で+40%・・・とはなりません。複利のチカラが働いて+43%、「143」となります。これがレバレッジのチカラです。
大和アセットマネジメントホームページより
小数点以下が省略されていて、この計算方法がわからなかったのですが、次のように計算するのだと思います。
【NASDAQの上昇率(前日比)】
1日目:5%(105÷100)
2日目:4.8%(110÷105)
3日目:4.5%(115÷110)
4日目:4.3%(120÷115)
【レバナスの値動き】
※レバナスは、日々の値動きが2倍になるように運用されます。
1日目:100×110%=110
2日目:110×109.6%=120.6
3日目:120.6×109%=131.5
4日目:131.5×108.6%=142.8
ポイントは、前日比で2倍の値動きになるように運用されているという点で、これを「複利」と言っているのでしょうか。
(これって、複利なのかな?)
まぁ、ともかく、長期的に見ると単純な2倍ではなく、上がるときは物凄い勢いで上がっていくという商品のようです。
過去の数値に当てはめると、次のようになります。
この期間のNASDAQ100の上昇率も凄いはずなのですが(3倍くらい?)、レバナスはその3.2倍も上昇することになるようです。
2010年12月が200だとすれば、2年間で、およそ10倍!
100万円が1000万円に!
1000万円が1億円に!!
とても夢のある投資手段ですね!
「レバナス」のデメリット
下落局面では悲惨
上昇局面では、非常に強力なレバレッジですが、下落局面では悲惨なことになります。
計算は省略しますが、局面の真逆のことが起こるのでしょう。
とすると、暴落でNASDAQ3分の1になったとき、レバナスは10分の1になってしまいます、、、。
1000万円が100万円に!
1億円が1000万円に!
、、、これは悲惨ですね。
ということで、レバナスはあくまでもサテライト的に購入するものであって、メインに据えるものではありませんね。
レンジ相場では逓減する
価格が上下をくりかえずレンジ相場では、NASDAQに比べて、レバナスの方が逓減してしまいます。
NASDAQが上下を繰り返し、結局、元の基準価額に戻った場合、NASDAQに投資していれば、損も得もしないです。
しかし、これにレバレッジをかけると、なんと損してしまうとのこと。不思議だー。
【NASDAQの上昇率(前日比)】
1日目:+10%
2日目:−9%
3日目:−10%
4日目:+11%
【レバナスの上昇率(前日比)】
※レバナスは、日々の値動きが2倍になるように運用されます。
1日目:+20%
2日目:−18%
3日目:−20%
4日目:+22%
【レバナスの値動き】
1日目:100×120%=120
2日目:120×82%=98.4
3日目:98.4×80%=78.7
4日目:78.7×122%=96
2倍の値動きをすることにより、価格の上下の比率が変わるので、元の価格に戻ったとしても損をしてしまうことがあるのですねー。
価格の上下の仕方によっては、元の価格に戻ったとしても、得していることもあるのかな?
信託報酬が高い
レバナスの信託報酬は、0.99%(税込)です。
NASDAQ投信の信託報酬が、0.5%くらいなので、信託報酬も倍ですねw
S&P500投信や全世界投信と比較するとやはり割高です。
リターンが高いから、信託報酬が高いのも仕方ないかな?
「レバナス」は超ハイリスクハイリターンです!
結論としては、レバナスは、超ハイリスクハイリターンな投資先だと思います。
NASDAQ100がこのまま上昇をしていけば、とてつもない利益が得られますので魅力的ですが、いつまでこの上昇が続くか分からないので、何年か後には、大損をしている可能性もあります。
ですので、レバナスに全力投球するのは危険すぎますね。
かといって、レバレッジ商品に気軽に投資できるのも魅力ですし、リターンも魅力なので、やはりサテライト的に投資して行くのはありかなと思います。
宝くじでも買ったつもりで、毎月コツコツと積み立て投資して行くのはありではないかなと思います。