こんにちは。セミリタイアを目指してるアラフォーサラリーマンのハクヤクです。
セミリタイアのためには、投資資金が必要ですので、まだサラリーマンをやっています(笑)。でも、家族との時間を極力多く確保したいので、毎日、定時退社をしています。今回は、そんな私の仕事術をご紹介します。
月60時間の残業をゼロに
私の前任者は、月60時間以上の残業をしていました。前々任者も前々々任者もずっと同じ状況だったようです。職場の管理職も、そういうポストだと思い込んでいるようでした。しかし、私は、家族の状況から定時退社をしないといけない状況でしたので、何が何でも定時退社をしようと決意し、そのポストに異動しました。
私は、仕事は好きでしたが、子供が生まれてから、子供と過ごす時間を多く過ごしたいと思い、極力残業をせずに退社していました。最初は、「もう帰るの?」という人もいましたが、今では、周りの人にも理解してもらい、周りの人も早く帰るようになってきました。
いろいろな部署で残業を減らしてきた私ですが、あるとき、この「月60時間以上の残業」がある部署に異動しました。
1 帰る時間を決めて、絶対に帰る
朝職場についたら、帰る時間を決めます。帰る時間を決めたら、何があっても、その時間に帰ります。背水の陣です。
帰る時間を決めたら、チームのメンバーに帰る時間を伝えます。最初は、不思議がられたり、反感を買ったりするかもしれませんが、とにかく伝えましょう。そうすることで、「この人は○○時に帰るんだな」「相談は早めにしたほうがいいな」と心の片隅では思ってもらえるはずです。
夕方になると、帰る時間に間に合わないかもということが頭によぎると思います。正直、焦ります。でも、必ず帰るのです。背水の陣を敷いているので、タイムオーバーをすると川に落ちて死んでしまいます(笑)。
慣れるまで大変だと思いますが、最初に時間を決めると、退社時間を意識して、時間の使い方を考える癖がついてきます。
2 まず目の前の仕事を終わらせよう
よく、「1日の初めに、今日の仕事をリストアップしよう」「仕事の優先順位をつけよう」と言われることが多いです。仕事術の本にもよく紹介されている事柄です。
しかし、私は、「まず目の前の仕事を終わらせる」ことが大事だと思います。
いま手元にある仕事のうち、すぐに終わる仕事を何でもいいので、手に取ります。そして、それが終わるまでは、その仕事に集中します。もしかしたら、その仕事は優先順位が低い仕事かもしれません。でも、それでいいんです。とにかく手に取った仕事を終わらせましょう。
一つの仕事が終わると、とても精神衛生によいです。朝から、「もう1個仕事が終わった!」とウキウキします。また、仕事のエンジンもかかり、脳が活性化して、次の仕事もテキパキとこなすことができます。
3 メールの返事はすぐにしよう
仕事をしていると、次から次へとメールで様々な案件がきます。その中には、読めばいい物、自分だけでできる物、長期的にチームでやらなければいけない物など、様々なものが混在しています。
まず、読めばいい物は、すぐに読みましょう。読んだらおしまいだし(笑)。何かのスケジュールのお知らせであれば、読んですぐにスケジュール帳(私はOutlookの予定表に入れちゃいます)に記入しましょう。記入したら、メールのことを忘れても大丈夫です。
次に、自分でできる物は、すぐにその仕事に取り掛かります。返事をすればいいものはすぐに返事をします。返事をしてしまえば、そのメールの案件は、もうおしまいです。もし、取り掛かって、少し時間が必要だな、検討が必要だなと思ったら、未読に戻して、他の仕事に移ります。他の仕事をしている間に、良いアイデアが浮かぶこともあります。
最後に、チームでやらなければいけない仕事は、すぐにチームのメンバーに転送して共有します。もし何かおもいつくことがあれば、転送メールに簡単に記載しておくと、自分の考えも共有できるので良いと思います。
4 無駄話をしない
「仕事が忙しい」「定時退社なんてできるわけがない」と言っている人に多いのは、無駄話です。1日の無駄話を合計すれば、少ない人でも30分くらいにはなるのではないでしょうか。
とにかく、1日でもいいので、無駄話をしないで仕事をしてみましょう。仕事の邪魔をされないので仕事に集中できるし、他の人の仕事の邪魔をしないで済むので、チーム全体の効率が飛躍的に上昇します。
とはいえ、無駄話は職場の雰囲気を円滑にするためには必要なものだと思います(なんか矛盾してますね(笑))。職場の雰囲気がよければ、チームの効率も上がります。また、無駄話の中から良いアイデアが浮かぶこともあります。職場には、話し好きな上司や同僚がいることも多いでしょう。
無駄話をするときは、最初は付き合って、徐々に手を動かすようにしましょう。最初から、顔も上げずに生返事をしているだけではコミュニケーションとは言えません。また、最初の数分、話を聞いてあげれば、その人は満足します。数分後には、メールをチェックしたり、パソコンのキーボードを操作して、少しずつフェードアウトしていきましょう。そのころには、当初の話題から変わっており、「本当の無駄話」になってきているので、適当に生返事をしながら、仕事を進めましょう。
5 スキマ時間で専門知識を身に付ける
残業をしてしまう理由に、いろいろな調べものに時間がとられることがあると思います。特に、初めての仕事をする場合は、専門用語に慣れるのにも時間がかかりますし、専門知識を身に付けるために時間がかかってしまうこともあるでしょう。
最初のうちは時間がかかるのは仕方がないことです。専門知識について調べることも必要でしょう。しかし、勤務時間中に調べてばかりではいくら時間があっても足りません。あっという間に、月30時間くらいは残業になってしまうでしょう。
ところで、通勤時間中には何をやっていますか?家に帰ってから、スマホをいじっている時間はないですか?
そうです、通勤時間や家にいる時間に、専門知識について調べましょう。今どきは、スマホがあればどんな情報でも手に入れられます。本で学ぶ必要があれば、少しずつでいいので、専門知識をつけるように読み込みましょう。
「勤務時間以外に仕事に関することをするのか?」という疑問が生じる方もいるでしょうが、会社でダラダラと調べるより、限られた時間で調べるほうが集中できると思います。