こんにちは!ハクヤク(@sangokushi164)です!
セミリタイアを目指し始めてから、明確に「家庭優先」の考え方になりました。
しかし、セミリタイアを目指す前は、ワーク・ライフ・バランスに悩んでいた時期があります。
「仕事も」「家庭も」と欲張った30代
ハクヤクは、どうやら会社の将来に役に立つと思われる人材だったようで(笑)、30代の頃、本社の中枢部署に抜擢されました。
当時は、第二子がちょうど生まれる頃でしたが、毎日、終電で帰宅していました。
第一子は4歳くらいで、可愛い盛りでしたが、平日は全く会うことができませんでした。
妊娠中の妻には、家事育児のほぼ全てを任せてしまっており、もっと家事育児に関わりたいと思いながらも、どうすることもできませんでした。
仕事自体は、激務ながらも楽しくこなしていました。
独身や単身赴任の人たちが、時間も気にせず残業をしている中、「週1日でもいいから、早く帰って子供に会いたい!」と思っていたので、「いかに業務を効率化して早く帰るか」を考えて仕事をしていました。
週末は、子供と遊びに行ったり、溜まった家事をこなしたりしていましたが、どうしても平日の疲れが溜まっていました。
「家庭も」「仕事も」と頑張るのは、精神的にも肉体的にも、なかなかハードでした。
「配当金生活」を知る
ある日、仕事帰りの終電列車の中で、「何のために生きているのかな」と、ふと疑問に思いました。
長時間勤務で得られるものは「お金」ですが、それは「時間」を犠牲して得たものです。
その「時間」は、家族の犠牲の上に得られたものではないでしょうか?
「仕事第一」という考え方の人もいると思いますが、僕は、その当時のの働き方に、違和感を覚えました。
「僕がやりたかったことは、これじゃない!」
そんな中で、何気なく見つけたのが「配当金生活」という言葉です。
配当金の範囲内で生活すれば、元本を減らさずに、老後まで生活ができる。
「これだ!」と思いました。
激務でストレスも溜まり、外食や飲み会も多くなっていました。
収入も多かったですが、支出も多かったです。
毎日残業で疲れていたので、グリーン車に乗ったりもしていましたし、疲れを癒すため、マッサージに通ったりもしていました。
今思えば、毎月かなりの出費をしていたと思います。
「配当金生活」という言葉に出会ってから、「セミリタイア」という言葉も知りました。
暗闇にさす、一条の光明のような輝きを持った言葉でした(笑)
家族が生きていくのに必要なだけの収入を得て、自分で自分の時間をコントロールして楽しく生きていく。
僕が考えていた理想の生き方です!
その頃からコツコツと高配当株を購入し、2020年は約31万円の配当金収入を得ることができました!
「配当金生活」には、まだまだ程遠いですが、配当収入はとても心強い支えになっています。
「家族優先」の40代!
「セミリタイア」という言葉を知ってから、「家族が生きていけるだけのお金があればいい」と思うようになりました。
ハクヤクにも「管理職にならないか?」というお誘いがありましたが、目標が明確化されていたので、キッパリと断ることができました。
管理職になってしまったら、月5万円の管理職手当で、あと20年もこき使われることいなりますから(笑)
現在は、家庭7割・仕事3割で、生活を楽しんでいます。
子供の行事や家族が病気になったときは、迷わず休みを取ります。
毎日定時退社で、子供と一緒にお風呂に入っています。
仕事3割ですが、けしてサボっている訳ではありません。
「いかに効率よく仕事をこなすか」を常に考えて、定時ダッシュしています。
ダラダラと残業をするよりも能率が上がりますし、ようやく「働き方改革」も浸透してきたので、上司からも高評価をもらっています。
また、前任者が月60時間残業していた部署でも、ノー残業で仕事ができるようになりました。
「家族のために早く帰る」という目的が明確化されていると、いろいろ工夫するものですよね!
たまには気の合った仲間と飲みに行くこともありますが、部署の忘年会など、気の進まない飲み会は、キッパリと断ることもできるようになりました。
生活にメリハリをつけて、節約した分は投資に回し、憧れの「セミリタイア」ができるよう邁進していきたいと思います!